受験するWebテストの種類がわからず、困っていませんか?
就活・転職活動でWebテストの案内が届いたとき、受験するテストの種類が分からないまま対策を進めてしまうケースは少なくありません。テストの種類によって出題形式や対策方法は大きく異なるため、種類を確認せずに対策を進めると、準備が無駄になってしまう可能性があります。この記事では、主要なWebテストの見分け方と、それぞれの対策ポイントを解説します。
Webテストには「SPI」「玉手箱」「TG-WEB」「BRIDGE」など複数の種類があります。どのテストを受験するかは企業側が決定しており、案内メール内のログインURLを確認することで、多くの場合に判別できます。
この記事でわかること① ログインURLでのテスト判別方法② テスト別の出題形式の違い③ 各テストの対策ポイント
主要なWebテストの種類一覧
Webテストは企業によって使用する種類が異なります。まず「自分が受けるのはどのテストか」を確認することが、対策の第一歩です。
主要なWebテストは以下の4種類です。
| テスト名 | 提供会社 | 採用企業の傾向 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| SPI(WEBテスティング) | リクルート | 幅広い業種・規模の企業 | 最も普及しているとされるテスト。言語・非言語の2分野。 |
| 玉手箱 | SHL Japan | 金融・保険・大手製造業 | 計数・言語・英語の3分野。計数は図表読み取りが多い傾向。 |
| TG-WEB | ヒューマネージ | 大手企業・外資系 | 難易度が高めとされる。言語・計数・英語の3分野。 |
| BRIDGE | CBT Solutions | 中堅〜大手企業 | 言語・計数・性格の構成。問題数がやや多め。 |
玉手箱とSPIでは、問題の形式が根本的に異なります。「なんとなくSPIっぽい問題集で練習した」という対策では、玉手箱の形式に十分対応できない場合があります。受験前に必ず種類を確認してから対策を始めることをおすすめします。
URLとログイン画面での見分け方
Webテストの案内メールが届いたら、まずログインURLのドメインを確認するのが最も確実な見分け方です。
以下の4つのテストについて、それぞれの判別方法と問題の特徴をまとめます。
SPI
WEBテスティングサービス(SPI)リクルートマネジメントソリューションズ
玉手箱
玉手箱(Talent Analytics)SHL Japan
TG-WEB
TG-WEBヒューマネージ
BRIDGE
BRIDGE(ブリッジ)CBT Solutions
上記のどのURLにも該当しない場合は、「企業名 Webテスト 種類」などで検索すると情報が見つかる場合があります。
迷ったときの判別フローチャート
案内メールが届いたら、まずログインURLを確認してください。以下のフローチャートで、多くの場合に種類を絞り込めます。
- ログインURLに「shl.ne.jp」が含まれているか?
YES → 玉手箱
SHL Japanのシステム
NO → 次へ - URLに「assessment.c-personal.com」が含まれているか?
YES → TG-WEB
ヒューマネージのシステム
NO → 次へ - URLに「generator.cbt.jp」が含まれているか?
YES → BRIDGE
CBT Solutionsのシステム
NO → 次へ - URLに「arorura.net」が含まれている、または「WEBテスティング利用規約」画面が出るか?
YES → SPI(WEBテスティング)
リクルートのシステム
どれにも当てはまらない場合は、「企業名 Webテスト 種類」で検索してみてください。
URLで判別できない場合でも、ログイン画面のデザインや動作テストの表示内容から、ある程度推測できることがあります。また、先輩や同期からの情報も参考になる場合があります。
SPI(WEBテスティングサービス)の特徴と対策
SPIのWEBテスティングは、就活・転職市場で最も広く使われているとされるテストです。
言語・非言語の2分野で構成されており、テストセンター版とは問題形式が一部異なる点に注意が必要です。
言語分野の出題内容
言語分野では、語句の意味・文章の並べ替え・空欄補充・長文読解が出題されます。語彙力や読解力は短期間では伸びにくいとされるため、早めの対策が有効と考えられます。
- 語句の意味
- 二語関係
- 文章の並べ替え
- 空欄補充
- 長文読解(論旨・要旨の把握)
非言語分野の出題内容
WEBテスティング版SPIでは、数値を直接入力する形式の問題が含まれます。テストセンター版と異なる点として、事前に把握しておくとよいでしょう。
- 割合・料金・仕事算などの計算問題
- 論理推論
- 集合・順序・数列
- 資料解釈(グラフ・表の読み取り)
- 数値を直接入力する問題が含まれる(テストセンター版とは異なる)
SPI WEBテスティングの対策ポイント
電卓の使用が推奨されるほど複雑な数値の計算問題が出る傾向があります。本番前に電卓操作に慣れておくことが重要と考えられます。
- 電卓を準備する:複雑な数値の計算問題が多い傾向があるため、電卓操作に慣れておく
- 数値入力に慣れる:選択肢ではなく、答えを直接入力する問題が出る
- 時間配分を意識する:全問を解こうとせず、確実に解ける問題から着手する
- 語彙・読解力を鍛える:言語分野は早めに対策を始めることが有効とされる
玉手箱の特徴と対策
玉手箱はSHL Japanが提供するテストで、金融・保険・大手製造業などで採用される傾向があります。
SPIとは出題形式が大きく異なるため、別途専用の対策が必要と考えられます。
計数分野(図表読み取り・四則逆算)
玉手箱の計数分野では、1問あたりの制限時間が非常に短い傾向があります。問題の内容を理解するだけでなく、処理速度を上げる練習が重要と考えられます。
- 図表の読み取り:グラフや表から数値を読み取り計算する(SPIの資料解釈に近い形式)
- 四則逆算:□に入る数字を選ぶ。例「3+□=8」
- 表の空欄推測:表の法則を読み取り空欄を埋める
言語分野(論理読解・趣旨判定)
玉手箱の言語分野では、「正しい・誤り・どちらとも言えない」の3択で回答する形式が多く見られます。SPIの読解問題とは異なる思考が求められるため、形式に慣れることが重要です。
- 論理読解:長文を読んで設問に「正しい・誤り・どちらとも言えない」で回答
- 趣旨判定:文章の趣旨を最も適切に表した選択肢を選ぶ
玉手箱の対策ポイント
玉手箱は、SPIの問題集だけでは対策が不十分になる可能性があります。玉手箱専用の問題集を活用することをおすすめします。
- スピード練習が重要:1問の制限時間が短いとされるため、処理速度を上げる訓練が有効
- 「正しい・誤り・どちらとも言えない」の判断を練習する:SPIの読解とは異なる思考が必要
- 四則逆算は反射的に解けるまで練習する:パターンが決まっているため、繰り返し練習が効果的
- 玉手箱専用の問題集を使う:SPIの問題集では形式が異なるため、対策が不十分になる場合がある
TG-WEBの特徴と対策
TG-WEBはヒューマネージが提供するテストで、4種類の中で最も難易度が高いとされています。
大手企業・外資系企業での採用が多い傾向があります。
TG-WEBの主な出題内容
TG-WEBには、通常版とショート版(より短い簡易版)の2種類があります。どちらの版が使用されるかは企業によって異なるため、事前に確認できる場合は調べておくとよいでしょう。
- 言語:論理的読解・語句の意味・文の並べ替え
- 計数:資料解釈・推論(SPIより難易度が高めとされる)
- 英語:英文読解・英語の語彙(企業によって追加)
- 問題の表紙に問題の順番が記載されているのが特徴的
TG-WEBの対策ポイント
TG-WEBは、SPI対策だけでは不十分になるケースが多いとされています。TG-WEB専用の問題集を使った対策が効果的と考えられます。
- 難易度が高いことを前提に準備する:SPI対策だけでは不十分な場合が多い
- TG-WEB専用の問題集を使う:問題形式が独特なため、専用対策が有効
- 英語の対策も行う:英語が追加される企業では、英語力が差を生む場合がある
- 時間管理を徹底する:難問に時間をかけすぎず、確実に解ける問題から着手する
BRIDGEの特徴と対策
BRIDGEはCBT Solutionsが提供するテストで、言語・計数・性格の3分野で構成されます。
問題数がやや多めとされており、安定した処理速度が求められます。
BRIDGEの対策ポイント
BRIDGEの計数問題は、SPIの非言語と近い問題が出ることが多いとされています。SPI対策の延長として取り組みやすい面がある一方、問題数が多いため時間管理が重要です。
- 問題数が多いため時間管理が重要:ペース配分を意識して解く
- 基本的な計算問題の練習:SPIの非言語と近い問題が出ることが多い
- 性格検査にも対応しておく:3分野のうち、性格検査が含まれる点に注意する
テスト別 比較一覧表
受験するテストの種類が確認できたら、対応する列の対策ポイントを参考にしてください。
| 項目 | SPI(WEBテスティング) | 玉手箱 | TG-WEB | BRIDGE |
|---|---|---|---|---|
| 提供会社 | リクルート | SHL Japan | ヒューマネージ | CBT Solutions |
| 識別URL | arorura.net | shl.ne.jp | assessment.c-personal.com | generator.cbt.jp |
| 難易度目安 | ★★★★★★★(高め) | ★★★★★★ | ★★★★★★ | ★★★★★★ |
| 主な分野 | 言語・非言語 | 計数・言語(英語) | 言語・計数(英語) | 言語・計数・性格 |
| 電卓推奨 | 企業による | 企業による | 企業による | なし(選択式) |
| 数値直接入力 | あり | なし(選択式) | なし(選択式) | なし(選択式) |
| 採用企業の傾向 | 幅広い業種 | 金融・保険・製造 | 大手・外資系 | 中堅〜大手 |
| SPI問題集で代替 | ◎ | △(別対策推奨) | △(別対策推奨) | ○ |
上記の難易度や採用傾向は、あくまで一般的な情報であり、企業や年度によって異なる場合があります。志望企業の実際の選考内容については、OB・OG訪問や就職情報サイトなどで最新情報を確認することをおすすめします。
SPI対策は社会人テストの裏校で
社会人テストの裏校では、SPI(WEBテスティング)の言語・非言語を網羅した練習問題を全問無料で公開しています。解説・ヒント付きで何度でも練習できます。
受験するWebテストの種類が確認できたら、その形式に合わせた対策を早めに始めることが大切です。本サイトのSPI練習問題も、ぜひ活用してみてください。テスト対策、頑張りましょう。


コメント