論証(強化・弱化)
★★★ 難しい
GMAP
42 / 69 問
QUESTION #503
【論証】
主張:I市は市内の公立図書館をすべて閉館し、デジタル図書館に移行すべきである。
根拠:過去5年間で図書館の来館者数が40%減少しており、電子書籍の利用は同期間に3倍に増加した。

この論証が成立するために不可欠な「隠れた前提」として最も適切なものはどれか。
「減少・低下 → 廃止すべき」という論証の隠れた前提は「残存需要が無視できる」または「代替手段で完全に補える」という命題。これが偽なら論証は崩れる。
解説
論証は「来館者減少・電子書籍増加 → 図書館全廃・デジタル移行すべき」という構造。この推論が成立するには「来館者の減少が図書館不要の証拠である」という前提が必要。しかし来館者が減っても、残る利用者(高齢者・障害者・デジタル機器を持てない市民)に取って不可欠な施設である可能性がある。(B)はこの飛躍をそのまま前提にしており、これが成立しない場合論証は崩れる。 (A)電子書籍利用の促進は結論の一部の支持であり、全廃の正当化には別の前提が必要。 (C)コストについては論証に含まれていない。 (D)市民の環境は重要だが、「全廃すべき」の根拠としての中心的前提ではない。
論証(強化・弱化)
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