論証(強化・弱化)
★★★ 難しい
GMAP
56 / 69 問
QUESTION #555
【論証:社内コミュニケーションツールの統一】
当社は、現在部署ごとに異なっているチャットツールを、全社で「ツールX」に統一すべきである。先行して統一を行ったB事業部では、導入後のアンケートで「他部署への連絡がスムーズになった」と回答した社員が9割を超えた。ツールを統一すれば、全社的な情報共有のスピードが上がり、意思決定の迅速化につながることは間違いない。

問1:この論証を「弱める(批判する)」事実として、最も適切なものはどれか。
「スピードは上がるかもしれないが、代わりに失われる重要なものはないか?」という視点で考えてください。
解説
GMAPの論証問題では、「結論(全社導入すべき)」を導くための「前提条件」が崩れる選択肢を探します。書き手は「情報共有のスピード」を重視していますが、(C)のように「現在各部署が使っている重要な機能が失われる」という事実があれば、全社一律の導入はかえって全体の業務遂行能力を下げてしまうリスク(デメリット)を露呈させるため、強力な反論となります。(A)のコスト問題も重要ですが、論理構造における「機能的な不適合」を突く(C)の方が、クリティカル・シンキングとしては本質的です。
論証(強化・弱化)
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